2008年09月30日

松尾スズキ『同姓同名小説』

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 2002年に刊行された本が先頃文庫化されたものです。 
※この小説集は完全にフィクションであり、実在の方々とは何の関係もありません。同じ名前の別の人、としてお読みください。
 といった但し書きが標題の次のページにあります。

 といっても、有名人と同姓同名の一般人とかではなく、有名人のイメージを利用して、妄想だか空想だかが繰り広げられてます。
 
 同姓同名となる名前が、みのもんた、ピンクレディ、川島なお美、中村江里子、上祐史浩、乱一世、竹内力、田代まさし、荻野目慶子、広末涼子、小泉孝太郎、モーニング娘。、松尾スズキの13人。なんかナンシー関が俎上にのせそうなラインナップってかんじです。

 例えば、広末涼子なんか、おそらく大学に行ってないとかバッシングを受けてた頃の話がベースにあるんだと思いますが、この並びにあると違和感を覚えたほどで、その時の芸能人の位置付けや情報などをすべてひっくるめたところでの“同姓同名の人物”なわけで、このことが時間の経過とともに共有できなくなってしまっています。それで、そのときのノリとかバカバカしさとか刺激とかそういうものが感じとりにくく、面白がれなかったところがありました。

 ということも含めて、これって書かれた当時は面白かったのか、それとも今読んでも面白いと思う人が多いのか、そのへんもわからなかったですけど。
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2008年09月29日

小路幸也『うたうひと』

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 思えば、著者の作品って『東京バンドワゴン』シリーズしか読んでいないんですが、なんか強力な引きがない感じなんですよね。本作は、楽しそうで手を出してみました。

 音楽がらみの短編集になってます。いい話が並んでて、泣きそうになるのもあったし、ひねりのあるものもあって、これはいいです。もしかしたら、感動的っぽいところが甘過ぎる印象をもつ人もいるかも知れませんけど、さじ加減は悪くないと私は思います。
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「パコと魔法の絵本」

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 昨日の夕方映画館で観ましたが、子ども連れが多くて、あぁそういう客層なんだと気付きました。

 私は、原作といえる舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」の初演のほうを観に行って、後半爆笑したことを記憶してます。このときの大貫を木場勝己が演じてて、この人はすごいと思ったものでした。

 それで、今回の映画化ですが、中島哲也監督ということで、「下妻物語」が私は大好きで「嫌われ松子の一生」も嫌いではないですけど、どっちにしても映像センスに尽きるかと思うんですけど、今回はより突き抜けてて、最高でした。いろんな見せ方で飽きさせず、楽しいっすね。

 キャラ作りが尋常じゃなく、メイクアップもえらいことになってますし、舞台っぽいテンポもあって、私はかなり笑いました。子どもの笑い声がよく聞こえたけど、大人たちはどうだったんでしょう。よくわかりませんでしたが。
 

 唯一、大貫の変化が唐突すぎるのが、引っかかるところかなとは思いますが、それ以外では、舞台よりも映画のほうがよくできてると思いました。



 主なキャスト 役所広司 アヤカ・ウィルソン 妻夫木聡 土屋アンナ 阿部サダヲ 加瀬亮 劇団ひとり 山内圭哉 小池栄子 國村隼 上川隆也
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2008年09月28日

「偶然の音楽」

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 初演のときは観ておらず、今回もどうしようか迷ったあげく行きましたが、観てよかったです。

 ポール・オースターの原作ですが、読んだことあるのを、ひどいことに観るまで気付かなかったありさま。あぁ、この話、知ってるみたいな。

 遺産を手にした男がポーカーが得意な若者に資金を託すと逆に借金を作ってしまい、ふたりして石を積むという単純労働をして返済することになるという話。抽象的といえなくもないような、人生の意味なんかを考えさせる深さがあるわりには、わかりやすく面白いのが意外でした。

 主演のひとり田中圭はこれが舞台2本目のようで、最初が「死ぬまでの短い時間」ですから、あんまりエンターテインメント性が高くないものに出てるんですよね。今後どんな作品を選ぶのか興味深いです。
 「死ぬまでの短い時間」のときに、KERAがブログで 
俺は不勉強で知らなかったのだが、田中圭くんという若い俳優さんが、初舞台だというのだが、とてもそうは見えぬ好演。
 と書いてあったのが印象に残ってます。今回も焦燥感のある若者を好演してたかと思います。
 個人的には、三上市朗はやっぱいいなあとか思いながら。


 原作 ポール・オースター
 構成・台本・演出 白井晃
 出演 仲村トオル 田中圭 三上市朗 森博史 小宮孝泰 櫻井章喜 初音映莉子 岡寛恵
 世田谷パブリックシアターにて
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2008年09月27日

桂望実『平等ゲーム』

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 著者の作品を読むのははじめて。なんとなく映画化された『県庁の星』を読んだ気になってしまってましたが。

 格差社会からの脱出をするためにある島に移住し平等社会を実現させた人たち。それから100年後という設定です。
 島民の間に格差を生まないようなシステムで運営されています。仕事は4年ごとに抽選で変わっていくとか、政治的意思決定はすべて直接島民の投票によってなされるとかいったかんじ。

 日本は今よりももっと格差社会が進んでいるといった状況です。島の方でも島民は代替わりをしていく中で、ここで生まれる人もいるわけですが、逆に、この島を去る人とか、死んでしまう人は出てくるので、増減の調節のために本土から人を誘うことになります。ただ、ヘンな人が来ては困るということで、移住の希望者の中から抽選で選んだ上で、素行を調査してから接触し、本当に今の生活を捨てて島に来るかを尋ねるのです。主人公はその調査をする仕事をしている男です。

 この主人公は、島で生まれ、島の理想を誇らしく思っているのですが、本土に行っていろんな人と接触するようになったり、島がそれほど理想的な社会ではなく矛盾や欺瞞があることを知って、疑問をもつようになるのです。

 主人公は絵を描くのが趣味で、苦手としている肖像画を頼まれることにより、いろんなことを考え、もがくことを通じていろんなことに気付いていきます。そこで、決して現実をただ受け入れるのではなく、彼らしい答えを得ようとしているのがよかったです。

 私には、この題材なら中編くらいでよかったのでは、とか思いながら読んでましたが、退屈とかいうことはなかったです。いや、面白かったですよ。
 ただ、100年後の日本なのに今とほとんど変化が見られないのは、意図的なんでしょうけど、どうしても気になってしまいます。
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2008年09月25日

「人形の家」

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 イプセンの「人形の家」をデヴィッド・ルヴォーが演出しています。主演が宮沢りえと堤真一。
 私はイプセンの舞台ってはじめてのような気がします。それに、デヴィッド・ルヴォーももしかしたら行ってなかったかもしれません。

 四方を客席が囲んだ舞台は、シンプルで緊張感があふれてて、最後の演出の狙いも含めて、簡潔にして効果的だなと思いました。衣装も印象的でした。

 女性の自立といえばそうなんでしょうけど、主人公の最後の決断は現代でも決して手放しでよしとされるわけではないと思いますから、今から100年以上前の人たちにとって過激と映って当然という気がします。ただ、夫の態度は、やはり、そんなこと言っちゃダメでしょ、ってところですけど。どっちにしても、100%共感できちゃうようでは、この作品を上演する意味はなくなってしまうんでしょうね。

 何はともあれ、宮沢りえが素晴らしいです。絶賛に値するのではないかと。“人形”からひとりの人間として、直線的に変化するのではなく、強さともろさとか、いろんな複雑な面を見せながら、最後の決断に至るというところ、さらにほとんど出ずっぱりで膨大なセリフを語る姿は圧倒的です。宮沢りえと山崎一の対決シーンには釘付けでした。「奇跡」が起こることを期待するという、ここで奇跡という強い言葉を使うところもいいです。


 主なキャスト 宮沢りえ 堤真一 山崎一 千葉哲也 神野三鈴 松浦佐知子 明星真由美
 シアターコクーンにて
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「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」東京都美術館

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 昨日は休暇を取ってて、とにかく平日の休みができたら、まずは「フェルメール展」を観に行こうと思ってました。混んでないはずはなかろうと。

 3フロアに別れてて、真ん中のフロアにフェルメールが配されていますが、それ以外の“デルフトの巨匠たち”にもかなり満足した私です。名前を知らない人がほとんどでしたけど。

 フェルメールが7点あるというのも、改めてすごいと圧倒されるものがありました。実物を観ると、光の射し方、部屋に包まれる光の表現、空気感が頭に描いたものと、あまりに違ってて、さらに好きになりました。

 12月14日までとまだかなり間があるので、もう1回行ってもいいかなという気もしてます。
posted by 行き先不詳 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

ワンダフルズ「世界の博覧会」

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 最終日巡りの3本目がこちら。6時の公演を当日券で。

 浅野和之がたいへんなことになってるという噂を聞いたもんで、千秋楽へ向かおうということになったんですが、想像以上にバカバカしく下らなさが突き抜けてました。どっからアドリブなのかわからない自由さというかライブ感がすごいです。2時間半ほどの長さになったのは、千秋楽だからじゃないかと想像しましたがどうなんでしょう。大いに笑いましたが、その一方で、周りの人ほどはノリきれてなかったかなとも感じた私です…。


 出演 小松チャンピオン(小松和重) オクイプレジデント(オクイシュ−ジ) ハンバーグ佐藤(佐藤貴史) マイボーイフレンド大政(大政知己) 浅野セメント(浅野和之) 荒川ヘレン(荒川良々)
 下北沢駅前劇場にて
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FABRICA「LOST GARDEN[11.0.1]」

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 こちらも23日が千秋楽で、行くかは迷ってましたが、どうやら評判もいいようなので、当日券を求めて。

 FABRICAの過去2回の公演は行っておらず、今回がはじめてでした。それがこんなに面白かったなんて…、悔しさを覚えます。

 今回は、演劇が題材になっていて、本番直前の稽古とその裏での楽屋風景みたいな作りになっています。家族を描いたあまりドラマティックでない劇中劇があって、これは台本を大幅に演出家が変更した結果によるものなんですが、それを知らされずにいた作家が怒りを仲間にぶつけます。また、俳優は俳優なりに、裏方は裏方なりに、いろんな思いをもちながら、演劇論、演技論だったりを語ったり、役者どうしの嫉妬とか嫌な部分が見えてきたり。そうやって、本番はもうすぐという時間が流れていくのです。

 それが、後半、全くの予想外の出来事から急転回、果たして幕が開くのか開かないのかというところから、こんなに面白く飛躍するのかと驚きました。いや、前半も十分面白かっただけに、意表をつかれたかんじといったところ。

 とにかく、スッゲぇ面白かったので、次回もぜひ観に行きたい。



 演出 本広克行
 脚本 高井浩子
 出演 安藤聖 石原竜也 川田希 近藤智行 白神美央 辰巳智秋 永野宗典 平田裕香 古山憲太郎 ミギタ明日香
 赤坂RED/THEATERにて
posted by 行き先不詳 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「舟越桂 夏の邸宅」東京都庭園美術館

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 気になっていながら行けてなかったけど、23日が最終日なのでラストチャンスとばかりに回ってきましたが、その一つ目。

 舟越桂の彫刻とドローイング作品が展示されてます。庭園美術館なので、邸宅の部屋の中にあの彫刻が配置されてたりすることで、どういう空間が作られるかというところに狙いがあるようです。

 ドローイング作品のイメージがなかったのですが、彫刻の習作として描かれたものもあれば、これが舟越桂の作品かと思うものもありました。それに、彫刻でも80年代の作品を見ると、隣にいそうなふつうの人ってかんじで、内面がにじみ出てるような温かみのあるもので、こっちのほうが素直にいいなあと思うんですけど、その後の独自の方向へ進んでるところにこそ、よさがあるんでしょうね。

 両性具有とか、あの表情、肉体の造形なんかは、よくわからないっちゃわからないんですけど、見入っちゃいますし、いろいろと考えが浮かんではきます。個人的には、好き嫌いを超えたところにある作家です。
 
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2008年09月22日

「突然炎のごとく」

 フランソワ・トリュフォー監督の45年くらい前の作品。傑作とされる本作ですが、私にとっては、タイトルだけは知ってたけど的作品でした。

 第一次大戦前のパリ。ふたりの男とひとりの女というドリカム状態(死語)の3人が中心となります。男のうち外国人(オーストリア)であるジュールとカトリーヌが最初は結婚して子どもも産むんですが、もうひとりの男・ジムが戦争が終わってから(戦争では敵味方に別れていた)久しぶりに再会すると、幸せそうでいて実はそうではなかったのです。カトリーヌは夫公認で愛人を作っていて、ジュールはカトリーヌに去られることを恐れています。思いを秘めていたジムに対して、ジュールは妻と結婚しないかと提案さえしてくるのです…。

 カトリーヌが自由奔放で、いかにも幸せな結婚生活はなさそうというような女性像でして、徹底的に男が振り回されます。ここまで徹底してるとすごいと思いますが、正直なところ、私にとっては、ジャンヌ・モロー演じるカトリーヌのことがそれほど魅力的には映りませんでした。
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2008年09月21日

NYLON100℃「シャープさんフラットさん」

 ナイロン100℃15周年記念公演の本作、2チームに別れての上演で、水曜にホワイトチームを先に観ましたが、今回はブラックチーム。

 ブラックチームは、大倉孝二 犬山イヌコ みのすけ 峯村リエ 長田奈麻 植木夏十 喜安浩平 大山鎬則 廻飛男 柚木幹斗 水野顕子 三宅弘城 小池栄子 坂井真紀 住田隆 マギーという顔ぶれ。
 キャスティングを見てて、同じ役を誰と誰が演じるのかだけでも、面白かったりします。               flatsan.jpg

 セリフ、間の取り方、キャラクター、そして結末なんかで微妙な違いがあって、この部分はあっちのほうが好きとか、こっちのほうが面白いとか微妙に比較しながら観てたんですけども、びっくりするほど違うとかいうことはなかったです。ただ、少なくとも私が観た回に限っていえば、ブラックチームのほうが観客の反応がよかったですし、笑いました。私の誤解も含めて、ホワイトチームを観てたときには壊れちゃってるように思えた主人公が、ブラックチームのときには、妄想をしてしまう性(さが)に見えたという違いがありました。今回観てて、笑いを追求する人の孤独や厳しさ、あるいは理解者の存在とかに、より目が行きました。

 それにしても、15周年記念公演にして、公演直前に逃げてしまう劇作家が主人公の話とはすごいですね。
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「浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展」太田記念美術館

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 褪色しやすい浮世絵としては奇蹟的な保存状態、といったようなことばが最初に掲げられてまして、これがたしかに色鮮やかさに目を奪われるものでしたし、前半と後半でほとんどが展示替えになっているので、前半を観に来てればよかったなあと悔しくなりました。

 春信、歌麿、写楽、北斎、広重などなどが素晴らしいということとは別として、印象に残ったのは、歌麿の妖怪画と国芳のむだ書で、ポストカードを買ってきちゃいました。とくに、順番に回っていくと最後に出てくるのが国芳「荷宝蔵壁のむだ書」の2点になるかと思うんですけど、私、現代的だなあとちょっとした衝撃を受けましたです。
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2008年09月20日

室伏哲郎『ライバル日本美術史』

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 今年の夏に「対決ー巨匠たちの日本美術」が東京国立博物館で開催されてて、ここに書くのを忘れましたが、混んでたことを除けば、すごく新鮮な視点だなと感じました。ただ、それよりちょっと前にこの本は刊行されてるこちらの本は、作家の生涯や歴史的背景を紹介しています。

 それぞれ、どういう生き方をしたか、どんな作品を残したかということで、評伝といった趣き。気軽に勉強できる本ってかんじ。バラエティに富んだ、錚々たる顔ぶれで、それだけでわくわくさせるものがあります。

 藤原隆能(?) VS. 常磐源二光長(?)
 定朝 VS. 運慶
 雪舟 VS. 相阿弥
 狩野永徳 VS. 長谷川等伯
 尾形光琳 VS. 円山応挙
 円空 VS. 木喰
 鈴木春信 VS. 喜多川歌麿
 東洲斎写楽 VS. 勝川春章
 葛飾北斎 VS. 歌川(安藤)広重
 司馬江漢 VS. 絵金
 横山大観 VS. 竹内栖鳳
 北大路魯山人 VS. 加藤唐九郎
 青木繁 VS. 坂本繁二郎
 梅原龍三郎 VS. 安井曾太郎
 棟方志功 VS. 池田満寿夫
という15組です。
 
 個人的には、ライバルと銘打っているわりには、ふたりを取り上げていることが有機的につながっていない章がいくつか見受けられること、作品自体の比較が少ないという印象を受けましたが、それは「対決ー巨匠たちの日本美術」を先に観てしまったからでしょう。それから、取り上げられる一作品は口絵にもカラーで掲載されてますが、文中で言及される作品の図は載っていないのも残念なところです。

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posted by 行き先不詳 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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