2012年09月30日

2012春ドラマ

 すいません、完全に1クール遅れてしまって恐縮です…。

 春のドラマで、唯一ちゃんと観てたのが「リーガル・ハイ」でして、かなり楽しみました。主演の堺雅人は負けなしの弁護士ですが、性格的に問題ありで口が悪く、裁判に勝つためなら何でもするし、社会正義よりも金が大事というタイプ。立石に水で、畳み掛ける早口のセリフも見所のひとつです。それと、パロディ的な仕掛けも多く、遊び心を感じさせるドラマでした。
 基本的にコメディといっていいのですが、第3話では泣いちゃいました。堺雅人の元で働くことにした熱血な弁護士が新垣結衣ですが、彼女が結婚式場から花嫁を連れ出したストーカーを弁護することになった回のラストの切なさがよかったです。


 そのほかでは大野智主演の「鍵のかかった部屋」をしばらく観てました(録画を消してないので、まだ観る可能性は残ってますが)。面白くは観ましたが、必ず次も観たいとまではいかないうちに、時間が経ってしまったというか。
posted by 行き先不詳 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6月末までに観た舞台

 青年団「月の岬」
 ある島のなにげない日常が描かれますが、人間関係や島の風俗の背景が分かるような分からないようなところがなまめかしいです。真相を知りたいと同時に明らかにしてほしくないという気持ちにさせられました。
 作 松田正隆 演出 平田オリザ
 6月16日昼 座・高円寺1
 

 「サロメ」
 オスカー・ワイルドの戯曲を平野啓一郎が翻訳して、宮本亜門が演出。主演は多部未華子。これまでの翻訳とは一線を画するものだとのことでした。わたしは、サロメを観たことがないのですが、それまでのサロメ像とずいぶん違うんだということは想像できます。天真爛漫で無邪気なところが多部未華子だからこそという気もします。 
 6月16日夜 新国立劇場 中劇場
 

 サスペンデッズ「GO HOME」
 ノスタルジックに感じるところなんかもありますが、救いがないという印象を受けました。悲しい物語だなと。
 作・演出 早船聡 
 6月17日昼 吉祥寺シアター


 「南部高速道路」
 個人的には、おそらく今年観た舞台の中でもかなり上位に来るんじゃないかと思ってます。いわゆる感動だとか圧倒されただとか、そういう強烈なものではないのですが、とても新鮮さを感じて、なおかつ、面白かったのです。
 非現実的に長い高速道路の渋滞の渦中にいる人たちの関係性が描かれています。ここ数年の長塚圭史演出作品に観られる、ワークショップで俳優たちと創り上げていくというスタイルの作品ですが、難解さを感じさせず、かつ、実験的であることの刺激がありました。
 原作 フリオ・コルタサル 構成・演出 長塚圭史
 出演 真木よう子 黒沢あすか 江口のりこ 梅沢昌代 植野葉子 安藤聖 赤堀雅秋 梶原善 加藤啓 小林勝也 菅原永二 「ジョンミョン 横田栄司
 6月21日夜 シアタートラム

 
 劇団競泳水着「Goodnight」
 レストランを舞台にした群像劇。心地よく観ることができ、ここしばらくの劇団競泳水着の中でもかなり好きな作品です。
 作・演出 上野友之
 6月23日昼 王子小劇場


 「藪原検校」
 野村萬斎版の藪原検校はよかったです。コミカルでありつつ異様さとか気持ち悪さとかがあって。
 作 井上ひさし 演出 栗山民也
 出演 野村萬斎 秋山菜津子 浅野和之 小日向文世 熊谷真実 山内圭哉 たかお鷹 大鷹明良 津田真澄 山崎薫
 6月23日夜 世田谷パブリックシアター


 マームとジプシー「ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ、或いは、泡ニナル、風景」
 語られる物語の骨格は分かりやすいのですが、行ったり来たりされるうちに、能動的に想像力が発揮されて、感情が揺さぶられました。
 作・演出 藤田貴大
 6月24日昼 PRUNUS HALL


 劇団☆新感線「いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』」
 ふたつの王国をめぐる物語で、観ていて混乱はしないのですが、あらすじをまとめようとするとややこしいです。笑いあり、アクションあり、物語のスケール感といい、面白さは文句ないですし、客演が豪華なのも見逃せない理由になっておりますが、どうやら私の好みど真ん中でもないというのが痛いところです。
 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり
 出演 藤原竜也 永作博美 高橋克実 三宅弘樹 北村有起哉 石橋杏奈 粟根まこと 高田聖子 橋本じゅん 古田新太 ほか
 6月25日夜 青山劇場


 「温室」
 美術と照明の印象度では、今年の中でも指折りだと思います。内容は理解できてませんけど。
 作 ハロルド・ピンター 演出 深津篤史 
 出演 高橋一生 小島聖 山中崇 橋本淳 原金太郎 半海一晃 段田安則 
 6月27日夜 新国立劇場 小劇場


 渋谷・コクーン歌舞伎「天日坊」
 コクーン歌舞伎ははじめて。ですから、ほかの作品との比較がわかりませんが、かなり面白かったです。
 原作 河竹黙阿弥「五十三次天日坊」
 脚本 宮藤官九郎 演出 串田和美
 出演 中村勘九郎 中村七之助 市村萬次郎 片岡亀蔵 坂東巳之助 坂東新悟 近藤公園 真那胡敬二 白井晃 中村獅童
 6月30日昼 シアターコクーン


 「三谷版『桜の園』」
 基本的な方向性としては喜劇としての側面に着目してるのですが、戯曲本来の流れから逸脱はしない程度の改変しかしていないようです。一般的な意味でのコメディではないですし、着地点はやはり悲しかったりもしました。それでも確かに笑えるところは少なくなく、キャラクターが当て書きのように思えました。
 作 アントン・チェーホフ 翻案・演出 三谷幸喜
 出演 浅丘ルリ子 市川しんぺー 神野三鈴 大和田美帆 藤井隆 青木さやか 瀬戸カトリーヌ 高木渉 迫田孝也 阿南健治 藤木孝 江幡高志
 6月30日夜 パルコ劇場
posted by 行き先不詳 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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