火曜の夜に大崎のアトリエヘリコプターで観てきました。
アフタートークのある回を選んで予約したんですけど大正解でした。芝居そのものも相当な面白さでしたが、作・演出の前田司郎と出演者4人全員そろってのアフタートークは、それに劣らず興味深いものがありました。聞いてると、もう1回観たくなったりもして。
(安藤聖のブログにそのときのアフタートークについても書かれてます。)
前田司郎本人が言ってましたが、夢をそのまま芝居にしたといった内容で、脈絡もなく自由連想のような展開をしていって、その過程のやり取りや動きが笑えたりもするのですが、その一瞬で時間や場所や状況が変わってしまうような変化の仕方がまた面白かったです。
主役の黒田大輔の過剰ともいえるハイテンションとヘンで不気味な動きは最も印象を残して、忘れられません。
上演台本を買って、帰りの電車で読んでみましたが、舞台を観ずに戯曲だけを読んで、この面白さは伝わらないんじゃないかなあという気がしますがどうなんでしょう。
アフタートークで前田司郎が、今回の公演で全部で1500人くらい観客が来るとして、もし1500人に料理を振る舞うことになったらカレーとかを出したほうがいいのではと思いかねないけど、今回の作品は“白子”なんだと言ってました。これには、笑いを誘われましたが、わかりやすくて頼もしくもある言葉です。1500人のうち200人くらいだけがすっごく好きなんだとしても、自分のやりたいのは“白子”なんだと。そういう意味では、私は“白子”がかなり好きなようです。
それから、戯曲を書きはじめてから15年目くらいで、“思春期”にさしかかっているということが強調されてましたが、私はまだ観はじめたばかりのようなものなので、なんか残念でもあるし、今後どんな作品が書かれるのかにも期待したいと思います。
出演 黒田大輔 前田司郎 後藤飛鳥 安藤聖


