今日からNHKではじまった「リミット 刑事の現場2」は、1回目から飛ばしてるというか、怪作になるんじゃないかという異様さを感じさせる雰囲気です。
「刑事の現場」の続編ということですが、加藤啓吾(森山未來)が名古屋中央署に異動になったという設定で、ほとんど連続性はないようです。
個性的な刑事との衝突や軋轢を描く人間ドラマといったところで、少なくとも初回の事件にはミステリー要素はなかったです。その個性的な刑事というのが梅木(武田鉄矢)で、相当ムチャクチャなことをしでかすのですが、その破天荒さに爽快感があるとかでもなく、本当に問題な人物といった振る舞いです。正論タイプの加藤啓吾と暴論タイプの梅木といったかんじ。
武田鉄矢のギラギラ加減が半端なくて、この前の「BOSS」の犯人役でも発揮されてましたし、さらにもっと前のTBSのドラマ「白夜行」が忘れられないところです。今日の1話でも、感情のたかぶったセリフを吐くシーンには心を揺さぶられるものがあって、惹き付けられました。
犯人に会わせるために、遺族の父親(斉藤洋介)に自分を殴らせて逮捕をし、留置場で会わせるなんて、まともなテンションでやったらドラマとして成立し得ないほどのムチャクチャさです。
ほかの、伊武雅刀や斉藤洋介なんかも演技が濃くて、全体的に味付けが濃厚でした。
ということで、観る前はNHKの手堅いドラマを期待してましたが、違った意味で先が気になる面白いドラマとなりました。
それから、加藤啓吾の恋人(加藤あい)がまた陰を感じさせ、今後どうなるか気がかりなところです。
2009年07月11日
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