2015年01月04日

「海月姫」

 東村アキコの同名マンガの映画化。オタク女子たちが入居しているアパートの面々と女装を趣味にしている男子との出会いと交流、アパートの取り壊しにつながる再開発計画と対決するっていう話。

 中心になるのは、クラゲオタクの月海(ツキミ/能年玲奈)と女装男子の蔵之介(菅田将暉)、蔵之介の腹違いの兄・修(長谷川博己)の3人。再開発にしても、蔵之介の父である政治家(平泉成)が関わっていて、修は父の秘書という立ち位置。また、修は月海のことが好きになって、月海と蔵之介と修は三角関係にもなっていきます。

 物語の軸になる、再開発をめぐる展開は、手垢にまみれていますし、アパートでの起死回生の策についても、乗り切れないところがあったので、必ずしもストーリー性をムリにもたせなくてもよかったのではないかと思いました。

 主演の能年玲奈のデフォルメされたオタク少女キャラは見所のひとつになっていて、コミカルな世界観を作り上げるおかしさがありました。思い切った役柄というよりは、この路線にそれほど違和感がない気もしたところです。ただ、ほかのオタク少女たちも個性的ではあったので、もっと彼女たちの個性が活かされてほしかったなという感想をもちました。

 もうひとつの見所として挙げられるのは、菅田将暉の女装男子ぶり。アパートが男子禁制ということで、月海以外にとっては女子と認識されているのですが、バレない設定に無理があるのがふつうなところ(まぁ、あの喉仏と声は疑われないわけないだろって気もしますが)、男だとは思えないくらいにかわいいのが驚異的です。
 
posted by 行き先不詳 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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