2012年08月26日

6月末までに観た映画/DVD

 またしても、ダメでした。更新の滞りがひどくて、書き方を根本的に考え直したほうがいいのではないかと思ってます(それも何回目かわからないことですが)。ということで、一言程度でまとめて書いていって、少しずつ追いついていきたいという目標です。


 「バットマン ビギンズ」は、以前BSプレミアムで放送してたのを録画してたものです。「ダークナイト ライジング」がはじまる前に、観ておこうと。ティム・バートン版のバットマンも観てなかったので、そちらを先にチェックしようかなとか思ってるうちに見逃し続けてました。そういうのダメですね。観ようと思ったら、まず観ちゃえというのが教訓です。


 「サラの鍵」は第2次世界大戦中のナチスとのからみで、フランスの歴史の汚点と言えるような事実を元に、作りあげられていて、感動作になっています。“サラの鍵”は中盤で一応の頂点を迎えていますので、後半が長いような気もしました。しかしながら、映像の美しさ、歴史の真相とその重み、ルーツ探しとしてのドラマなどが見応え十分でした。


 「ソウル・サーファー」
 左腕を失う事故を越えて、サーファーを目指す女性の実話を元にした物語。いかにもな感動ストーリーのようでいて、ちょっとそれとは違った演出になっています。鮫に襲われるシーンなども、思いの外あっさりとしていて、アッと思ったら、終わってました。そのほか、ヘンにドラマチックに仕立ててなくて、好感がもてました。
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2012年08月05日

「ピラニア3D」

 昨年公開していたパニック映画。雑誌「映画秘宝」の昨年度のナンバー1に選ばれてました。劇場では3Dでの上映でしたが、家で観たので必然的に2Dでの鑑賞でした。
 湖に突如ピラニアが大量に出現して、ばか騒ぎ状態の若者たちが襲われるスプラッターな作品ですが、下らなくて、バカっぽくて、面白いです。

 監督 アレクサンドル・アジャ
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2012年07月18日

「マネーボール」

 実在の人物であるビリー・ビーンを扱ったノンフィクションの映画化。ブラッド・ピットが主演。公開されてた当時、思ったよりもよさそうな評判を聞いてたので、楽しみにしておりました。

 というように、ある程度の期待値をもって観ましたが、それをさらに上回る面白さでした。

 弱小メジャーリーグ球団の立て直しをするGMが、データを重視した選手起用を徹底させ、それまでの常識に挑戦するといった内容です。古いシステムに、あるセオリーで立ち向かうということが清々しく、それでも残る苦さがまた素晴らしいです。

 映像作品では難しいのかもしれませんが、もっと古いタイプのスカウトたちとのデータの取り上げ方の違いがはっきり見えれば、さらに革新的なところが、よりわかるのだろうなぁと思いました。


 監督 ベネット・ミラー
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「まほろ駅前多田便利軒」

 三浦しをんの同名小説の映画化。ドラマ化も決まったとか。主演の瑛太と松田龍平というと、作品の製作は前後するとしても、映画「探偵はBARにいる」とドラマ「ラッキーセブン」のイメージが重なるところがありました。本作を観ての印象では、松田龍平は「探偵はBARにいる」、瑛太は「ラッキーセブン」のほうが、より作り込んだキャラクターになっているように思えました。また、こちらは探偵ではなく便利屋ですから派手な事件が起こらなくても仕方がないのですが、地味に感じたところは否めませんでした。構成などからしても、盛り上がりに欠けたのかなぁという気も致します。


 監督 大森立嗣
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2012年06月24日

「外事警察 その男に騙されるな」

 NHKの土曜ドラマでハマった私ですが、ふだんなら好きなドラマでも映画化されたところで、あまり足を運びたくなるわけではないんですけど、好評なようだったので、気になったというところでした。

 ドラマの世界観をそのままにスケールアップさせた狙いは実現されているように思います。日本、北朝鮮、韓国をめぐる諜報線と核によるテロの脅威ということになりますが、ドラマ同様に公安の協力者を得る過程が大きな問題になってきます。怒りの感情を利用して人の心をコントロールしようとする住本。人の心なんて測りきれない部分もあるし、不確定要素が入り混じるので、計画にほころびが生じてしまうという面があるのかなと見えました。

 本作では田中泯の、どアップ顔の迫力といい、存在感が立ち上がりまくっていて、公安の面々に負けてません。


 主なキャスト 渡部篤郎 田中泯 真木よう子 尾野真千子 キム・ガンウ イム・ヒョンジュン 
 監督 堀切園健太郎
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2012年06月17日

「ファミリー・ツリー」

 観たのは5月後半くらいで、公開の翌週だったかと思いますが、どうやらそこまでヒットしてないような印象です。わたしは、アカデミー賞がらみの中では、一番これが気になってた作品でしたから、ちょっと意外といえば意外ですが、確かに派手さはないかもなという気もしなくもないところです。

 ジョージ・クルーニー演じる主人公がいろんな家庭をめぐる問題に向き合っているうちに家族の再生を果たす物語といったところ。昏睡状態となってしまった妻の浮気問題と長女のちょっとヘンな彼氏、まだ小さい次女のしつけ、広大な土地の譲渡話、などが問題として登場しますが、中心となるのは浮気問題。妻が浮気をしていることを長女から知らされるものの、妻は昏睡状態で聞くことができず、にわかには信じられません。浮気の実態を調べていくことになりますが、その過程で家族の絆を深めていったりして、ほかの問題に対しても解決する方向性を見出しているという展開です。

 ジョージ・クルーニーがカッコよくないのが、本作のポイントなのはよく指摘されていて、なるほど主演男優賞候補だなとは思うのですが、個人的には長女役の女優が魅力的に映りました。それだけに、なぜこの男と?と逆に疑問が出てくるくらいの彼氏のキャラでした。


 監督 アレクサンダー・ペイン
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2012年06月03日

「宇宙兄弟」

 小栗旬と岡田将生が主演の人気マンガの映画化という話題作。そちらの原作マンガは1巻が積ん読のままという状態でして、原作と映像化との比較についてはわたしはわかりません。

 子どもの頃に、UFOを目撃した南波兄弟は宇宙のことに夢中でした。弟は、順調に夢を実現して、2025年の現在、月へ向かう宇宙飛行士となっていました。兄のほうは、そこまで優秀ではなかったということで、違う道を歩んでいたのですが、仕事を辞めることになってしまったことから、弟きっかけで再び宇宙飛行士を目指し、試験を受けることになるのでした。

 物語は、兄の宇宙飛行士の選考試験の状況と、弟の月探査とそこで起こる重大なアクシデントを中心に描かれます。ロケット発射シーンもアガりますし、月でのアクシデントが起こる瞬間の虚を衝かれたところもよかったです。選考試験の様子も興味深いですが、兄のポテンシャルが自明のように描かれていて、それならなぜあんなに悲観的なのかがおかしいという気がしてしまう嫌いがあるかなと。あとは、宇宙飛行士候補生たちのキャラがなかなか個性的で、本当ならもう少しまともじゃないかと予想しますが、魅力的で面白かったです。そのほか、途中の軽くコミカルな笑いどころも、おおむねおかしかったです。


 監督 森義隆
 主なキャスト 小栗旬 岡田将生 堤真一 麻生久美子 井上芳雄 濱田岳 新井浩文 塩見三省 吹越満
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2012年05月13日

「ポテチ」

 本作を観ることを考えずに、つい最近「ゴールデンスランバー」のDVDを観たばかりでして、というかそれがあったからこそ、より観たくなったということですね。原作のサイズに合わせて、68分という短めの作品です。

 わたしは舞台化されたときに、どういうストーリーかをおさらいしたということもあって、ポテチを食べながら濱田岳が泣いてる中盤のシーンですでに泣いちゃいました。それから後半はたびたび涙が出てきて、おそらくふつうの人よりも泣いてました。黒澤(大森南朋)が人の心がわからないというキャラクターなのが効いてます。

 原作 伊坂幸太郎
 監督 中村義洋
 主なキャスト 濱田岳 木村文乃 石田えり 
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2012年05月09日

「別離」

 すっごく面白かったです。今年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞してました。イラン映画では初なんだとか。それに、かなり評判がよかったので、楽しみにしておりましたが、その期待値を上回る面白さでした。

 滑り出しからリアルで深刻な状況に惹き込まれますが、さらに途中で起こる悲劇からはかなりスリリングな展開です。介護、信仰、格差、ジェンダー、家族愛などの要素が絡み合って、また、謎めいたところがあり、真実がどこにあるのか見えないままに進んでいくため、緊張感があって、のめり込むように観てました。


 監督・脚本 アスガー・ファルハディ
 
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2012年05月05日

「裏切りのサーカス」

 007のような派手さはないけどこれこそ本物のスパイ映画だとかで、ただ、予習したほうがいいらしいということから、一応HPとかで人物相関図とか設定とかを頭に入れておいて臨みました。の割には、人名でちょっと混乱しました。

 ゲイリー・オールドマンにしても、ジョン・ハートにしても渋くてかっこいいです。“ティンカー”、“テイラー”、“ソルジャー”、“プアマン”というコードネームをもつ面々もなかなかな顔ぶれでした(このコードネームは観る前に覚える必要はなくて、名前のほうをインプットしたほうがいいです)。雰囲気があって、そこは楽しめました。ただ、終盤でスリリングな展開か驚きの結末でもあると期待しながら観てたので、拍子抜け感がありました。でも、伏線の連続らしいですが、何が伏線だったかも見えてないくらいなので、いろいろと見落としがあるんだと思いますけど。


 原作 ジョン・ル・カレ
 監督 トーマス・アルフレッドソン
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2012年05月04日

「川の底からこんにちは」

 ついつい、監督の石井裕也と主演の満島ひかりとの結婚とかっていう下世話な話題を思い出してしまう作品でもあります。2010年5月公開の作品。

 主人公の佐和子は、“中の下”と自分に見切りをつけ、いろんなことを諦めていて、しょうがないというセリフを連発する投げやりなひとです。そんな彼女の父親が病気で倒れたことをきっかけに、5年ぶりに田舎に帰ることになるのです。

 父親が社長である、しじみパック詰め工場を継ぐことになるのですが、一緒についてくる子連れの交際相手のダメダメさといい、佐和子を迎える従業員たちの冷ややかな態度が、観てるこちらをしんどくさせるのです。このままだとツラいなあと感じるのですが、佐和子の開き直りっぷりがかっこよくなっていくので、とても爽やかで後味がいいです。それに随所に笑いを誘う場面もありますし。

 ただ、満島ひかりは魅力的なので、中の下という役の説得力にやや欠ける気もしますが、それだけに感情が動かされる面もあったかなと。とくに、交際相手の男とはどうやって別れるんだろうと思ってましたから。
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「ゴールデンスランバー」

 伊坂幸太郎の同名小説の映画化で、2010年1月公開。監督の中村義洋は伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」も監督してて、今年は「ポテチ」が公開予定ということです。それから、主演の堺雅人と竹内結子は、中村監督の「ジェネラル・ルージュの凱旋」で共演している組み合わせですね。

 首相暗殺事件の犯人に仕立てられた男が周りの人からの手助けを受けながら逃亡する物語。国家権力に対して、信頼の上に立つ個人のつながりとの勝負という形になってます。とりわけ、竹内結子が演じる元恋人との関係性がやっぱりいいです。直接会わない中で、信頼したり手助けをしたりすることと、思い出を共有していることで、お互いが似たことを考えていることに行き着くことなどがグッときます。そして、車の中で、紙に残したメッセージのやり取りが泣けちゃいました。

 ほかにキルオ役の濱田岳がこれまた魅力的で、もっと活躍してほしいくらいでしたが、主人公にとって妙に都合のいいキャラだなぁという気もしなくもないです。それから、運送会社の同僚の行動の顛末がしっくりきませんでした。


 あと、ネタバレになりますが、おそらく原作のときには気にならなかったんですけど、暗殺事件の首謀者って問題にならないんですね。首謀者らに復讐するか、悪事を露見させるような形で主人公の無実を証明するというパターンだとカタルシスを生みやすいと思いますが、このストーリーでは、何かよくわからない“国家とか権力”と呼ばれるような巨大な力に対して、ふつうの一個人らが直接ぶつかるのではなくすり抜けるようにして生きていくというところに着地しているのがポイントなのかなと思いました。
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2012年05月03日

1月末から4月末までに観た映画の一覧

 映画については、すいません。完全にタイトルのみの羅列で。
 ここに列挙したのはすべて映画館で観たものでして、DVDを家で観ることがかなり少なくなっていることが実感されます。

「J・エドガー」
「アニマル・キングダム」
「CUT」
「探偵はBARにいる」
「一命」
「ドラゴン・タトゥーの女」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
「メランコリア」
「TIME」
「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」
「おとなのけんか」
「長ぐつをはいたネコ」
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
「ヤング≒アダルト」
「マリリン 7日間の恋」
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
「ドライヴ」
「トロール・ハンター」
「僕達急行 A列車で行こう」
「アーティスト」
「マンイーター」
「バトルシップ」
「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
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2012年02月06日

「マンマ・ミーア!」

 ABBAの楽曲で構成しているミュージカルの映画化作品で、2009年に日本公開でした。人に薦められたのを機に観ました。

 結婚を控えたソフィ(アマンダ・セイフライド)は、母親(メリル・ストリープ)が書いていた日記から、父親の可能性が窺える候補である男3人を秘かに式に招待して会おうとするが…、というストーリー。

 このそもそもの設定で、母親が自分を妊娠した当時の日記で3人の男と関係をもっていたことを知ったわりに屈託がないところに驚きを感じます。国民性の違いなんでしょうか。教会での気まずくなりそうなところの切り抜け方が意外な着地でした。

 出演者らが楽しんでる雰囲気に見えるのがよかったです。舞台で観ても楽しいだろうなあと想像しましたが、歌ってるシーンで、よりフィクションらしさを発揮するところこそ、映像の魅力かなと思いました。歌詞については、多少はいじっているのかも知らないで見てましたが、曲の当てはめ方は見所ですね。

 監督 フィリダ・ロイド
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「ロボジー」

 矢口史靖監督の最新作。かなりバカバカしくて笑いました。客席の雰囲気も結構ウケてたような気がします。

 家電メーカーでロボットが専門じゃないのに、社長からのトップダウンで参加することになったロボット博。ところが制作中のロボットが壊れて、中に人を入れて出品したら、大評判になってしまって…、という騒動を描いたコメディです。

 基本的には、メーカーの担当者3人組の意に反して事が大きくなってしまって、困ったり、調子に乗ったり、というおかしさです。ウソを見破ろうという立場の人もなかなか登場しなくて、ハラハラするという展開はほとんどないです。元々脆弱な計画ですから、あくまでユルさも含めて楽しむ作品かなと。ストーリーの起伏という点では、後半は物足りなく思う部分もありますが、後味は悪くなかったです。

 ロボットの中に入るのが、五十嵐信次郎=ミッキー・カーチスで、老人ネタが満載。哀愁まではいかないまでも、高齢者の生きがいみたいなところはかなり中心にはある感じです。

 それから吉高由里子が、ロボットオタクの女子大生で、エキセントリックでテンション高めで、かといってイヤな感じがしなくて、こういう役はハマります。
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「マイウェイ 12,000キロの真実」

 オダギリジョーとチャン・ドンゴンが主演の戦争映画。監督が「ブラザーフッド」などのカン・ジェギュということからも期待されるように、戦闘中の映像の迫力と臨場感はスゴいです。しかも、「ブラザーフッド」の時には、「プライベート・ライアン」の最初の30分を全篇にしたみたい、とか思ったりもしましたが、本作ではノルマディー上陸をドイツ側から描くことになってます。

 ただ、実話を元にしているということらしいんですけど、ちょっと信じられないくらいのストーリー展開です。主演のふたりはマラソンのライバル関係でしたが、後に日本軍の上官と兵士という関係になり、捕虜としてソ連に収容され、その後、ドイツへ。オダギリジョー演じる長谷川辰雄は、皇軍としての誇りをもつと同時に戦争の狂気も体現する男でしたが、変転を繰り返す中で、戦争や国の違いを超越する視点を得ることで、その呪縛から解かれていきます。そして、一時は決定的に対立関係にあったふたりに深い友情が築かれる、ということになるのです。

 主演ふたり以外では、日本人側では山本太郎、朝鮮人側では、チョンデを演じてたキム・イングォンが、印象的でした。
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「ヒミズ」

 打ちのめされた、って言葉で片付けようかと思うくらい圧倒的です。鑑賞中、映画を観てることの幸福感に満たされてました。とりわけ、二階堂ふみの茶沢さんの溌剌とした生命力が、原作以上に共感できて、魅力的でした。主演ふたりの輝きが素晴らしいです。

 監督 園子温
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「ニューイヤーズ・イブ」

 ニューヨークの大晦日、8組のカップルの物語。俳優の顔ぶれは豪華です。ゲイリー・マーシャル監督の前作「バレンタインデー」が同じような路線のようですが、そちらは観てません。

 心残りの清算、新たな出会い、心機一転の第一歩など、登場人物たちのそれぞれの年越しに当たるエピソードが描かれます。8組あるため、深く突っ込んだ物語とはなっていませんし、予想外の展開が待っているわけではないですが、楽しく浸ることのできる作品となっているのではないかと思います。

 ただ、私にとっては、全体に覆う幸福な気分に、それほど乗れないかなというが正直なところでした。ボール・ドロップについては、あんなに苦労しているわりに、どうしてニューヨーク市民があんなに熱狂しているのか理解できなかったです。それほどのモノとも見えなくて。

 それから、日米の文化の違いを踏まえて観られたほうが楽しめるのかなと思います。
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「哀しき獣」

 またしても、更新が遅れましたが、「チェイサー」のナ・ホンジン監督の長篇第2作ということで、シネマート新宿でメンズデーの月曜に2週連続(1/9と1/16)で観に行きました。

 中国の北朝鮮国境付近の朝鮮自治州に住む朝鮮族のタクシー運転手が主人公で、韓国に出稼ぎに出ている妻からの連絡が途絶えたことと、借金の清算のため、韓国へ密入国して請け負い殺人を行う仕事を与えられます。実際に渡航して、殺害計画を練りながら、妻の居所を探すのですが、そのどちらもうまい具合に行かず、追われる身となってしまうのです。

 まず、主人公が窮地に陥った瞬間の逃亡シーンのアドレナリンの放出ぶりが半端ないです。最初に観たときのアガりっぷりは、昨今なかった興奮でした。

 それから、主人公にこの仕事を紹介した朝鮮族のミョン社長という人物が顔役的な男なのですが、若干愛嬌があるくらいのキャラクターに反して、躊躇のない殺人マシンに変貌します。それも、鋭利な刃物ではなくて、鈍器で暴れまくるタイプといったらいいか。この豪傑ぶりはスピンオフが観たいくらいに魅力的なキャラクターでありました。
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2012年01月19日

「絶対の愛」「チェイサー」

 キネカ大森の名画座ははじめてでしたが、「絶対の愛」と「チェイサー」の二本立て。ハ・ジョンウが主演という共通点のようでした。

 「チェイサー」はDVDで観て、ここ数年の中ではトップクラスに衝撃を受けた作品だったので、劇場で観たいということもあったのと、そのナ・ホンジン監督の「哀しき獣」の公開に合わせてのタイミングでしたので、景気付けみたいな気分で足を運びました。
 
 「絶対の愛」はキム・ギドク監督作で、整形手術を題材にした映画。恋人から飽きられることを恐れて整形手術を黙って受け、主人公の女性は姿を消してしまいます。その後の紆余曲折があって、非常にアンビヴァレントな状況が成立するのですが、作為的に過ぎるというか、そういう状況に強引に持ち込んだように見えて、無理があるという印象を受けました。しかも、男の方の思考の展開がまた一層無理があるなぁと。

 「チェイサー」は、本当に大好きです。ひとつ気になっているのが、主役二人の出会いの場面で、社長がこいつだと閃く根拠がよく分からないんですよねぇ。今回観ても分からなかった。
posted by 行き先不詳 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする